スパコンを利用するにあたって守っていただきたいこと#

ToMMoスパコンは遺伝情報など機微性の高い情報を安全に保護しつつ、可能な限りユーザーに使いやすくできるように設計されています。データの保護は技術的に行われており、操作ミスやソフトウェアのバグや仕様の理解不足(例えば勝手に統計情報を外部に送信するソフトウェアもあります)で簡単にデータ漏洩が発生しないように設計されています。しかしながらディスプレイに人間が読める形でデータが表示される以上、データの完全な保護には利用者の協力が必要不可欠です。データの漏洩を起こさないためにも以下のルールの遵守をお願いいたします。これはTMM1のデータTMMのデータが表示されていない場合や、持ち出し可能なデータしか表示されていない場合でも遵守してください。

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TMMとは東北メディカル・メガバンク計画を意味し、東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)といわて東北メディカル・メガバンク機構(IMM)の総称です。

Unit B/Cの場合#

  • 分譲データの漏洩をしないようにしてください
  • シンクライアント端末の画面の撮影は禁止
    • スクリーンショットが欲しい場合にはスパコンにログインし、「アプリケーション」→「アクセサリ」→「スクリーンショット」からスクリーンショット撮影用のアプリケーションを立ち上げ、これで撮影した画像に対して通常の持ち出し処理を行なってください

    • 問題発生時のお問合せではスパコン内にエラーログ等を保存し、そのファイルのパスをメールに記載いただくことでも対応可能です

  • 覗き見対策を行うこと
    • あるプロジェクトの参加者以外がそのプロジェクトのデータを閲覧することがないようにしてください

    • 分譲の場合、データを閲覧できるのは研究計画書に記載された研究者のみです

    • 研究計画書に記載がない人が同席してデータを閲覧することがないようにしてください

  • 部屋の管理者はシンクライアント端末の設置場所の入退室の厳密な管理を行なってください
    • 入り口の常時施錠と個人の認証が必要です

    • 個人ごとが区別できるカードキーや生体認証を使った入退室管理を行なってください

    • 出入口の監視カメラを設置し管理してください

Unit Aの場合#

すべての区画について#

  • スパコンの他の利用者に影響を与えないようにお願いします
    • 例えばログインした直後に使えるログインノードで重たい計算を実行しないようにしてください

  • セキュリティ上の問題を発見した場合にはゲノムプラットフォーム連携センターまでご連絡ください