データ移行について¶
警告
このページは2022年3月まで運用していた Phase 2スパコンからの移行に関するドキュメントです。2022年4月から稼働した Phase 3スパコンからご利用の方は利用方法をご覧ください。
仮想デスクトップ (Unit B/C)¶
注釈
この項目はUnit B/Cのみが対象です。
Windowsの仮想デスクトップでご利用いただいていたデータは、2022年4月の時点ではPhase 3スパコンには転送されません。Phase 3スパコン利用開始後、4月5月に必要なデータについてはご自身でコピーをお願いいたします。後日、以下のパスに転送されます。
/home/personal/個人ID/phase2-windows
Windows のデスクトップは Phase 3スパコンでは提供されず、 Linux デスクトップのみが提供されます。
シンクライアントメール¶
注釈
この項目はUnit B/Cのみが対象です。
Windowsの仮想デスクトップでご利用いただいていたシンクライアントメールは2022年4月の時点ではPhase 3スパコンには転送されません。Phase 3スパコン利用開始後、4月5月に必要なデータについてはご自身でコピーをお願いいたします。後日、以下のパスに転送されます。EML形式のファイルとしてコピーされるため、メールボックスの形式では閲覧できません。閲覧用ソフトウェアとしてThunderbirdを用意しています。
/home/personal/個人ID/phase2-mail
Phase 3スパコンではシンクライアントメールに対応するサービスは提供しません。
シンクライアントメールの確認の仕方¶
UnitB,Cへ
personal__**
の個人アカウントでログインします- 以下の手順でThunderbirdを起動します
UnitB,CのFastX画面左下の[アプリケーション]をクリック
[インターネット]->[Thunderbird電子メールクライアント]をクリック
- 以下の手順でThunderbirdをオフラインモードに変更します
「Home」タブ上部ツールバー右端の[Ξ]をクリック
[File]->[Offline]->[Work Offline]をクリック
ダイアログが表示されるため[Later]をクリック
- Thunderbirdの利用を開始するため、以下の手順でダミーアカウントをセットアップします
[Account Setup]タブをクリック、もしくは[Home]タブ「Choose What to Set Up」欄の[Email]をクリックし「Account Setup」タブを表示
「Account Setup」タブ上で下記項目を入力し[Continue]をクリック
Your full name |
dummy |
Email address |
|
Password |
(空欄) |
Remember password |
OFF |
「Available configurations」の[POP3]を選択し[Done]をクリック
警告が表示されるため[I understand the risks]にチェックを入れ[Confirm]をクリック
- Thunderbirdのローカルフォルダが利用可能になったため、以下の手順でダミーアカウントを削除します
Thunderbird左ペイン「
dummy@example.com
」の右クリックメニューから[Settings]をクリックし「Account Settings」タブを表示「Account Settings」タブ左ペインの[Account Actions]->[Remove Account]をクリック
ダイアログが表示されるため[Remove]->[OK]をクリック
- 以下の手順でThunderbirdへシンクラメールをインポートします
Thunderbird左ペイン「Local Folders」の右クリックメニューから[New Folder...]をクリック
ダイアログが表示されるため[Name]にシンクラメールをインポートする任意のフォルダ名を入力し[Create Folder]をクリック
FastXデスクトップ上の[ホーム]をダブルクリックし「ファイルマネージャー」を起動
/home/personal/【Ph3個人アカウント名】/phase2-mail/cur
内のemlファイルをThunderbirdで新規作成したフォルダにドラッグ&ドロップ/home/personal/【Ph3個人アカウント名】/phase2-mail/new
内のemlファイルについても同様にドラッグ&ドロップ
Linuxスパコンの個人アカウント¶
Phase 2スパコンの個人アカウントのホームディレクトリにあったデータは、以下のパスに移行されます。
/home/personal/個人ID/phase2
移行処理は停止期間中に行われ、停止期間直前に作成されたデータも新システム利用開始時点から利用可能です。ただし、あまりにも大きなデータを作成された場合やファイル数が多すぎる場合には移行が終わらない可能性があるので、2022年3月以降は大きなファイルを作らないようにお願いいたします。
Linuxスパコンのプロジェクトアカウント¶
Phase 2スパコンのプロジェクトアカウントのホームディレクトリにあったデータは、以下のパスに移行されます。
/home/プロジェクトID/phase2
移行処理は停止期間中に行われ、停止期間直前に作成されたデータも新システム利用開始時点から利用可能です。ただし、あまりにも大きなデータを作成された場合やファイル数が多すぎる場合には移行が終わらない可能性があるので、2022年3月以降は大きなファイルを作らないようにお願いいたします。
注釈
Phase 2から移行されたデータは、Phase 2でのパーミッションを引き継いでいるため、Phase 3でアクセスできなかったり書き込みができない場合があります。その場合は、スパコンアカウントの変更にある「A11_変更申請書【パーミッションの変更】」をご提出ください。
仮想デスクトップWindowsのNAS (fsrv)¶
注釈
この項目はUnit B/Cのみが対象です。
Windowsの仮想デスクトップでご利用いただいていたNASのデータは2022年4月の時点ではPhase 3スパコンには転送されません。Phase 3スパコン利用開始後、4・5月に必要なデータについてはご自身でコピーをお願いいたします。後日、以下のパスに転送されます。
/home/プロジェクトID/phase2-nas
持ち込みVM¶
注釈
この項目はUnit B/Cのみが対象です。
持ち込みVMの仮想マシンは管理者側でそのまま移行します。移行にあたりIPアドレスなどネットワーク周りの設定は変更いたします。CPUのメーカーがIntelからAMDに変更になるため、不具合が発生した場合には再構築をお願いする場合がございます。
データの移行のタイミングは別途ご相談させていただきます。
外部向けウェブサービス¶
外部向けウェブサービスで利用している仮想マシンは管理者側でそのまま移行します。移行にあたりIPアドレスなどネットワーク周りの設定は変更いたします。不具合が発生した場合には再構築をお願いする場合がございます。
データの移行のタイミングは別途ご相談させていただきます。
スパコン内部用ウェブサービス¶
現在検討中ですが、今までのゲートウェイノードはなくなり、ウェブサービス専用ノードが作成されるためユーザーに移行作業をしていただく必要がある見込みです。
各種実験データ¶
注釈
この項目はUnit Cのみが対象です。
Unit Cのshare2
に存在する各種実験データはそのまま Phase 3スパコンのshare2
に同じパスで移行されます。パーミッション情報は変更されません。
テープにバックアップされたデータ¶
Phase 2スパコンでテープにバックアップされたデータについては、Phase 3スパコンに移行されません。テープにしかないデータが存在する場合には、お早めにご連絡いただきLustreファイルシステムへの書き戻しをお願いいたします。
データベース¶
MySQLのデータベースはダンプした上で新しいデータベースにロードします。使用されるMySQLのバージョンが異なるため、ロードに失敗した場合にはご相談させていただきます。