アカウント体系の変更

警告

このページは2022年3月まで運用していた Phase 2スパコンからの移行に関するドキュメントです。2022年4月から稼働した Phase 3スパコンからご利用の方は利用方法をご覧ください。

Phase 3スパコンではアカウント体系が大幅に変更になります。アカウント体系の概念的な説明はアカウントの種類で説明していますが、ここではPhase 2スパコンとの対応を説明します。

シンクラアカウント

シンクラアカウントとはUnit B/Cで仮想デスクトップにログインするときに利用する名前.苗字の形式のアカウント名です。例えば「伊達政宗」さんの場合にはmasamune.dateのようなものになります。これはPhase 3スパコンでは個人IDに対応します。Windowsの仮想デスクトップにあるファイルの扱いは仮想デスクトップ (Unit B/C)をご覧ください。なお、個人IDの命名規則は Phase 3スパコン から導入される新しいものが利用され、今までお使いいただいていたシンクラアカウント名は使えなくなります。また、仮想デスクトップにあったファイルをプロジェクトにコピーすることはできなくなりますので、ご注意ください。

個人アカウント

Phase 2スパコンのLinuxスパコンにおける個人アカウントは、Phase 3スパコンでは2つの概念に分かれます。一つは個人を識別するためのIDである個人IDで、もう一つはLinuxのシステム上のユーザーである個人アカウントです。個人IDプロジェクトメンバアカウントの一部として使われます。Linuxのシステム上のユーザーである個人アカウントの扱いについては個人アカウントの扱いをご覧ください。なお、個人IDの命名規則は Phase 3スパコン から導入される新しいものが利用され、今までお使いいただいていたスパコンアカウント名は使えなくなります。また、個人アカウントに設定されていたプロジェクトのサブグループも全て削除いたします。個人アカウントとプロジェクトの間のデータ移動もできなくなりますのでご注意ください。

個人アカウントのプライマリグループ

Phase 2スパコンでは個人アカウントのプライマリグループをToMMoの室もしくは研究組織単位で作成しておりましたが、Phase 3スパコンでは個人アカウントもすべてユーザー名と同じのグループ名になり、従来のようにプライマリグループは選べなくなります。

プロジェクトアカウント

Phase 2スパコンのLinuxスパコンにおけるプロジェクトアカウントは、Phase 3スパコンでは2つの概念に分かれます。一つはプロジェクトを識別するためのIDであるプロジェクトIDで、もう一つはLinuxのシステム上のユーザーであるプロジェクトアカウントです。プロジェクトIDプロジェクトメンバアカウントの一部として使われます。Phase 2スパコンにおいて鍵紐付けもしくはグループ所属のいずれかであった人に対してプロジェクトメンバアカウントを発行します。Linuxのシステム上のユーザーであるプロジェクトアカウントについては Phase 3スパコンでは原則として利用しません。詳細についてはプロジェクトアカウントのページをご覧ください。