プロジェクトアカウントの利用について

アカウントとToMMoスーパーコンピュータ利用の考え方

試料・情報分譲、AMEDスーパーコンピュータ供用サービス、共同研究等のToMMoスーパーコンピュータの利用目的をプロジェクトと言います。
また、ストレージ(ハードディスク領域)を使用すること、ジョブを実行することを資源の利用と言います。
ToMMoスーパーコンピュータを利用する場合は、プロジェクトごとにグループとプロジェクトアカウントを作成します。
スーパーコンピュータ(Linux)上で資源を利用する際は、利用目的に対応したプロジェクトアカウントでログインして行ってください。
各個人アカウントも作成しますが、個人アカウントのプライマリグループは所属組織のグループとし、個人アカウントでは原則として最小限の資源しかご利用いたただけません。


プロジェクトアカウントとは

  • ToMMoスーパーコンピュータで、複数人で共有するアカウント(ユーザ)です。
  • ToMMoスーパーコンピュータを試料・情報分譲、AMEDスーパーコンピュータ供用サービス、共同研究等のプロジェクト(研究課題)で利用する場合、プロジェクト単位にプロジェクトアカウントを作成いただきます。
  • プロジェクトアカウントは、プロジェクトアカウントと同名のグループにのみ所属します。
  • プロジェクトアカウントに、個人アカウントを紐付けることにより、プロジェクトの利用者のみがプロジェクトアカウントにログインできるようになります。

※プロジェクトアカウントに、個人アカウントを紐付けるには、次の2種類の申請があります。
 状況に応じて、両方または一方の申請を行ってください。

No. 申請内容 可能になる作業
1 グループメンバーに追加(グループ所属) プロジェクトアカウントのデータを、グループ権限で参照できるようになります。
(個人アカウントのセカンダリグループに、プロジェクトのグループが追加されます)
2 個人アカウントの鍵紐付け プロジェクトアカウントにログインして、プロジェクトの資源を利⽤(ファイル作成、ジョブ実行)できるようになります。
※鍵を紐付けるためには、事前に個⼈アカウントの鍵登録が必要です。

利用申請について

利用者単位での申請とプロジェクト単位での申請のいずれも必要となります。既に個人アカウントがある方は、再申請は不要です。まだプロジェクトアカウントを作成していないプロジェクトについては、
「プロジェクトアカウント申請書兼誓約書」にて、申請をお願いいたします。

  1. 提出書類
  2. 申請 申請者 状態区分 状態 申請書類
    個人アカウントの申請 利用者 利用する区画 UnitAのみ ・スーパーコンピュータ利用申請書兼誓約書
    UnitB,C ・スーパーコンピュータ利用申請書兼誓約書
    ・情報分譲(ストロング)に関するセキュリティポリシー利用者用チェックリスト
    職名・身分 学生 ・誓約書
    ・推薦書
    プロジェクトアカウントの申請 プロジェクト責任者 ・プロジェクトアカウント利用申請書兼誓約書
  3. 申請から利用までの流れ(個人アカウント)
  4. 申請から利用までの流れ(プロジェクトアカウント)

プロジェクトアカウントでの利用前作業

「申請から利用までの流れ(プロジェクトアカウント)」の手順⑤、⑦で行う利用前作業について説明します。
利用区画(Unit)ごとに 次の設定を行ってください。

No. 利用前作業 説明
1 紐付けしている各個人アカウントでの秘密鍵の準備
[上記手順⑤での作業]
個人アカウントからプロジェクトアカウントへ sshコマンドで接続する場合、秘密鍵の準備が必要です。
(既に設定済みの個人アカウントは、作業不要です)
手順は、各区画のポータルサイトに掲載しています。

◆【掲載場所(各区画のポータルサイト)】
  利用方法 → 初めての方へ(設定の流れ)
       → ゲートウェイ間でのSSH接続
2 qloginのための鍵作成
[上記手順⑦での作業]
プロジェクトアカウントでqloginコマンドを実行する場合、初回のみ makeqloginkeyコマンド実行が必要です。
プロジェクトアカウントにログインして、最初にqloginする方が実行してください。

◆【掲載場所(各区画のポータルサイト)】
  よくある質問 → プロジェクトアカウントでqloginできません。

プロジェクトアカウントでの利用方法

  1. プロジェクトアカウントへのログイン方法
    1. 個人アカウントでスーパーコンピュータにログインします。
    2. ssh接続でプロジェクトアカウントにログインします。
      個人アカウントで秘密鍵の準備を行っていないとエラーになります。

      パスフレーズは、各個人アカウントのパスフレーズを入力します。

      プロンプトがプロジェクトアカウントに変わったことを確認します。

    プロジェクトアカウントに直接ログインすることも可能です。
    WinSCP や SshFS でプロジェクトアカウントのホームディレクトリ下にアクセスしたい場合は、接続ユーザ名をプロジェクトアカウント名にして接続してください。

  2. プロジェクトアカウントのメンバー確認方法
  3. ldapidコマンドで、設定されているプロジェクトアカウントのメンバーを確認することができます。
    コマンドの詳細は、各区画のポータルサイトをご確認ください。

    ◆【掲載場所(各区画のポータルサイト)】
      利用方法 → ソフトウェア利用方法 → ユーザ情報の確認(ldapidコマンド)

  4. ディスク領域の利用について
  5. プロジェクトのデータは、プロジェクトごとに作成したプロジェクトアカウントのホームディレクトリ下に置いてください。
    利用者の個人アカウントのホームディレクトリ下には置かないでください。
    ※ホームディレクトリは、初回ログイン時に作成されます。

  6. ディスク使用量の確認方法
  7. showquotaコマンドで、各アカウント(プロジェクトアカウント、個人アカウント)のディスク使用量と使用可能な容量(クオータ値)を確認することができます。
    コマンドの詳細は、各区画のポータルサイトをご確認ください。

    ◆【掲載場所(各区画のポータルサイト)】
      利用可能な資源量 → ストレージ使用量

  8. ノード・共有キューの利用について
  9. ジョブを実行する場合は、各プロジェクトのプロジェクトアカウントでログインして、処理(ジョブ等)を実行してください。
    (個人アカウントでのジョブ実行は原則禁止です)

  10. ジョブの実行方法
  11. ジョブの起動方法は、qsubコマンド(バッチジョブ)とqloginコマンド(インタラクティブ)の2通りあります。
    ※qloginコマンドの実行前に、初回のみmakeqloginkeyコマンド実行が必要です。
    ※ログインノードでの負荷の高い処理は禁止です。ジョブを利用してください。

    詳細は、各区画のポータルサイト「講習会・説明会資料」のUGEに関する資料をご確認ください。

    ◆【掲載場所(各区画のポータルサイト)】
      利用方法 → 講習会・説明会資料


プロジェクト終了時

プロジェクト終了後は、休止・廃止申請によりプロジェクトアカウントを停止し、利用できないように設定を変更します。
個人アカウントについては、別プロジェクトで利用の場合、継続してご利用可能です。
終了したプロジェクトアカウントのホームディレクトリ下は、一定期間後削除されます。必要なデータは利用終了前に持ち出し等を行ってください。